院長とスタッフの間にある目に見えない壁 その6
株式会社ビジョナリープラネット代表 ビジョナリーパートナー 和仁達也


こんにちは。ビジョナリーパートナーの和仁達也です。

前回の続きです。(開業したドクター10名との対談内容をシェアしています)
院長とドクターの間に横たわる目に見えないカベについて、話をしています。

医院見学や勉強会への参加がスタッフのスキルをアップさせる

スタッフのスキルアップの話に移りたいと思いますが、これに関して何か、ご自身なりのやり方をお持ちの方はいらっしゃいますか。

ドクター「うちは他の医院を見学に行きます。なるべく自分が考えているコンセプトに近いところへ。僕の場合は、後輩で親しくしている先生がたまたま近かったのでそこに行きます。そこはスタッフが非常に生き生きと動いているんです。僕が将来的に考えていることですが、コンサルテーションも既にスタッフに任せている。つまり、うちよりも先にやりたいことを導入しているので、私の考えを実現している現場を見せることによって、スタッフもまた刺激を受けるようです。」

見学する先はどうやって選べば良いのでしょうか?

ドクター「それは、いろいろ人に聞いて、自分に合っている、目指すところに近いなというところに行くのが良いですね。私の場合は、たまたま僕の後輩で大学の時から知っていたので、お願いしたらすんなりとオーケーということになりました。」

逆に、よそから見学を依頼されるケースもありますか。

ドクター「見学されるというか、ドクターが来たいというのはありました。」

見学というのはスタッフ教育において非常に良い方法ですよね。一般企業でも企業視察と言って、他社はどういう具合にやっているのかというのを見に行くことがあるんですけれど、歯科界の中でそのような取り組みはよくありますか?

ドクター「ありますよ。私の医院は特に今年はいろいろ見学に行きました。年間1億数千万、バンバンやるという先生の医院を見せていただいたことがあるんです。スタッフも総動員で連れて行く。朝礼から出るんです。お昼まで半日をつぶしていただきました。

医院を見学する、という取り組みはそれほど珍しくはないんですね。

ドクター「でも一般的にはそれほど多くは見られないかも知れません。自分の医院を見せてくれる医院が少ないです。」

なるほど、人に見せる自信がある医院でないと、受け入れてくれませんよね。
そこで、次回は医院見学の実際の進め方について、引き続き話をお聞きしてみましょう。
<プロフィール>

ビジョナリーパートナー
和仁達也
(株)ビジョナリープラネット代表取締役。さらに(株)ワニマネジメントコンサルティング代表とユメオカLLP会長も務める。歯科医院や中小企業のコンサルティングのほか、会計事務所が顧問先とパートナーシップを築く仕組みづくりを支援している。著書に「脱★ドンブリ経営」「逆ザヤ社員が稼げる社員に変わる法」(共にダイヤモンド社)「キャッシュフロー経営って?」(デンタルダイヤモンド社)ほか多数。

和仁達也 公式ホームページ
http://www.wani-mc.com/