こんにちは。ビジョナリーパートナーの和仁達也です。
前回までの間に、理想の医院像を描くコツについてお話ししてきました。あらかじめ「売上」「規模」「人材」などの基軸を決めて、どのようであったら最高だなあと思えるのか。それを探すのがビジョンづくりでした。
その一方で、同時に大切なことがあります。それは「ビジョンをお金で裏付けする」作業です。ビジョンとお金は車の両輪でどちらも大切。にも関わらず、「お金のこと(皮算用)ばかり考える」人や「大きな地に足のつかないビジョンばかり語りたがる」人が多いようです。
つまり、「夢か、お金か?」とどちらか一方しか手に入らないように考えている人がいます。しかし、「お金は夢を実現する手段」だとするなら、別々に考えるほうが不自然ではないでしょうか。
ビジョンと数字がともにハッキリしているからこそ、実現のイメージがわき、院長もスタッフもモチベーションが高まるのだと思うのです。
「これぐらいのペースで、あとウンヶ月、あるいはウン年頑張れば、借金完済の目処が立つ」とか「チェア拡張のイメージがもてる」という先の見通しを持てるからこそ、モチベーションが高まってくるのです。
今がどんなに大変な状況であっても、決してへこたれない人がいます。それは、未来に希望を抱いているからです。その希望にちゃんとした裏付けがあれば、その自信はよりいっそう強いものになりますよね。
そこで次回からは、医院を流れるお金との向き合い方について、話を進めていきます。ここでの話が理解できると、どんなメリットがあるのでしょうか?
それは、
お金がちゃんとまわっていくための、最低必要な売上はいくらだろうか?
院長として、わたしはいくら受け取っていいんだろうか?
スタッフには給与やボーナスを、どれだけ払っても医院は傾かないのだろうか?
欲しいモノがたくさんあるが、設備投資をする際の基準って?
借金がどんどん増えているが、上限はいくらまでにすべきなんだろうか? |
などなど、漠然と疑問に感じていることはたくさんあります。
その答えをご自身で見つけ出すための秘訣を、これから順を追ってご説明していきましょう。
では、また |
<プロフィール>

ビジョナリーパートナー
和仁達也
(株)ビジョナリープラネット代表取締役。さらに(株)ワニマネジメントコンサルティング代表とユメオカLLP会長も務める。歯科医院や中小企業のコンサルティングのほか、会計事務所が顧問先とパートナーシップを築く仕組みづくりを支援している。著書に「脱★ドンブリ経営」「逆ザヤ社員が稼げる社員に変わる法」(共にダイヤモンド社)「キャッシュフロー経営って?」(デンタルダイヤモンド社)ほか多数。
和仁達也 公式ホームページ
http://www.wani-mc.com/ |