さあ、ここ数回で「ビジョンを描く際にあらかじめ決めておく6つの視点」について、お話しをしています。今回は残り2つについてお話をします。
5つめは、「どんな人材が何人欲しいか」を考えます。
役職でいえば、ドクター(勤務医)、歯科衛生士、助手、受付などでしょうか。
単純に、それぞれが何人欲しいか、という書き出し方もありますが、できればもう少し条件を明確にしてみてはどうでしょうか。たとえば、
「保険の治療はほぼ一任できるだけの実力があり、必要なときにはちゃんと院長に相談や報告をするドクターを1人」
「笑顔がにこやかで、以前の治療のときの会話をひきあいに自然に話しを引き出せるコミュニケーション力のある助手が2人」
「自費治療であっても、それが患者さんにとって必要であれば躊躇なく提案でき、漂白キットや電動歯磨きなどの物販商品をどんどん売ってくれる衛生士が2人」
というように。あくまで、これは一例であって、医院のスタンスとあっていることが大切ですから、あなたの理想を書いてくださいね。
6つめは、「患者さんとの関わり方」です。
患者さんとは、どのような付きあい方をしたいでしょうか?
「自分の口腔内の健康に対して関心を持ち、主体的に質問をしてくれて、それに対してスタッフが喜んでアドバイスや情報提供ができている関係」
「こちらが丁重にお断りしてもなお、かならず年末にはお歳暮をもって、感謝の言葉をかけてくれる関係」
ほかにもいろいろありそうですね。漠然とした理想の姿はあっても、いざ文章にしてみようと思うと、明確さが問われます。とくに、紙に書くことは有効ですよ。
今回までしばらくの間、理想の状態を書き出す際の視点についてお話をしてきました。
では、また!
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<プロフィール>

ビジョナリーパートナー
和仁達也
(株)ビジョナリープラネット代表取締役。さらに(株)ワニマネジメントコンサルティング代表とユメオカLLP会長も務める。歯科医院や中小企業のコンサルティングのほか、会計事務所が顧問先とパートナーシップを築く仕組みづくりを支援している。著書に「脱★ドンブリ経営」「逆ザヤ社員が稼げる社員に変わる法」(共にダイヤモンド社)「キャッシュフロー経営って?」(デンタルダイヤモンド社)ほか多数。
和仁達也 公式ホームページ
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