こんにちは。ビジョナリーパートナーの和仁達也です。
前回、ビジョンをスムーズに描くための3つのポイントをご紹介しました。
今回は、各視点ごとにビジョンをどのように描けばいいのか、を具体的にお話ししたいと思います。
その前に、1つ決めていただきたいことがあります。それは、「何年後のビジョンを描きたいか」です。1年後?3年後?それとも10年後?
あまり遠い未来のことだと、イメージが湧かない、という人は1年後。ある程度は今をベースに想像しやすいかも知れません。逆に「なんでもあり、の究極の理想的な状態をワクワクしながら描きたい」人は10年後。10年前の自分が今の状況を想像できたでしょうか?環境の変化も含めて、それはまず困難ですよね。ならば、10年後だって同じくらい変化している可能性があります。10年という期間には、それぐらいの力があります。それならば、自分にとっての究極の理想的な姿を思い描いてみる価値はあるというもの。
それが決まったら、前回ご紹介したいくつかの「考える視点」に基づいて、理想の状態を書き出していきます。
まず、1つめ。「売上や粗利、利益などの業績・財務状態」
これは、数年後(あなたが設定した未来)に、いくらの売上、粗利、利益を生み出し、また財務状態はどうでありたいか、を数字で書きます。
単に数字を並べるだけじゃなく、拙著「キャッシュフロー経営って?」(デンタルダイヤモンド社)で紹介している「お金の流れの全体図」を利用して、ビジュアル的に描くと、数字がさらに身近に感じられます。あるいは、こちらをクリックすると、その図をウェブ上でチェックできます。
http://www.wani-mc.com/afd/afd.pdf
財務状態とは、「借金を●●万円以内に抑える」とか「資産を●●万円、つくる」というようなことです。つまり、お金の流れと同時に、その時点での資産がどうなっていたいか、という数字の面の理想を描くのです。これは、最初はなかなか描けないこともあるので、他の視点を描いた後に考えるのでもOK。
あまり難しく考えず、「とりあえず書いておく」程度でもいいです。もし違和感があったり、つじつまがあわないことがあれば、あとで修正すればいいのですからね。
それ以降の視点については、また次回、年明けにお話しましょう。
では、良いお年を! |
<プロフィール>

ビジョナリーパートナー
和仁達也
(株)ビジョナリープラネット代表取締役。さらに(株)ワニマネジメントコンサルティング代表とユメオカLLP会長も務める。歯科医院や中小企業のコンサルティングのほか、会計事務所が顧問先とパートナーシップを築く仕組みづくりを支援している。著書に「脱★ドンブリ経営」「逆ザヤ社員が稼げる社員に変わる法」(共にダイヤモンド社)「キャッシュフロー経営って?」(デンタルダイヤモンド社)ほか多数。
和仁達也 公式ホームページ
http://www.wani-mc.com/ |