こんにちは。ビジョナリーパートナーの和仁達也です。
2週間が経ちました。3つ目の質問の答えは、はっきりしましたか?
「わたしは、これまで治療のことしか勉強してこなかったんです。開業に伴って、どれだけお金が必要になるのか、借金はどれくらいしてもいいのか?わからないことだらけで、考え始めたら、少し怖くなってきました」
たしかに未知なものというのは、恐怖心を覚えるものです。たとえば、日本語しかしゃべれないサラリーマンが上司から「1人で6ヶ月間フランスの支社に行ってこい」と指示されたらドキドキしますよね。何が起こるかわからないから、漠然と不安なんです。特に指示された瞬間は、「何がわからないかがわからない」状態でしょう。
問題は、そこからです。そのまま何も考えなければ、出張の期日がやってきて、無防備で当日を迎えることになります。でも実際には、期日が近づけば「このままじゃマズイ!」と感じて、いろいろと動き始めるでしょう。最低限必要なフランス語のチェック、現地での日用品や地域の情報、食料や交通の便などあれこれ調べるはずです。
そこで1つ問題なのは、多くの人は「切羽詰ってから動き始める」ことです。
いずれその日が来ることが決まっているのなら、準備期間は長いほうがいいに決まっています。それなのに、期日間際にならないと動かないというのは、小学校の夏休みの宿題以来引きずっている、その人の行動パターンなんでしょう。
そこでこの機会に、開業を前にして、なにがわかっていないのかを突き止めてみようじゃありませんか。思いつくものを、小さなことも含めて、いろいろ上げてみてください。
「いくらの売上をつくれば、やっていけるのかの目安がわからない」
「給料やボーナスは、いくらぐらい払えばいいのだろう?」
「借金をすることになるけど、いくらまでならOKかな」
「設備投資をする際に、必要以上にムダ買いをしないためには?」
「税理士はどうやって探せばいいの?」
「患者さんが通いつづけてもらうために、どんな工夫をすればいいのか?」
なるほど、いろいろあがりましたね。これで全部ですか?
「あ、あと1つありました」
なんでしょう?
「院長として、わたしはいくらの給料を受け取れるのでしょうか?」
見落としがちですが、それは大切なことですね。
こうやって、箇条書きにしていくと、何を調べればいいのか、課題がハッキリします。課題が明確であれば、答えを手に入れるのは、それほど難しいことではありません。
まずは、「自分にとって、開業前に不明なことは何なのか?」
この質問の答えを明確にしておきましょうね。
それでは、次回からいよいよ本論に入ってきます。
ではまたお会いしましょう!
では、2週間後にまたお会いしましょう! |
<プロフィール>

ビジョナリーパートナー
和仁達也
(株)ビジョナリープラネット代表取締役。さらに(株)ワニマネジメントコンサルティング代表とユメオカLLP会長も務める。歯科医院や中小企業のコンサルティングのほか、会計事務所が顧問先とパートナーシップを築く仕組みづくりを支援している。著書に「脱★ドンブリ経営」「逆ザヤ社員が稼げる社員に変わる法」(共にダイヤモンド社)「キャッシュフロー経営って?」(デンタルダイヤモンド社)ほか多数。
和仁達也 公式ホームページ
http://www.wani-mc.com/ |