アサーティブであること
ビズ・ナビ&カンパニー 長田周三


開業するとき、新しく人との関係が生まれます、今回はそこに焦点を当ててみました。

人間関係の持ち方には3種類あります、アグレッシブ(攻撃的)、ノン・アサーティブ(非主張的)、そしてアサーティブ(主張的)です。アグレッシブとは“自分のことだけを考えて、他者に対しては配慮をしないやり方”、ノン・アサーティブとは“自分より他者を優先して、自分のことを後回しにするやり方”、そしてアサーティブは“自分のことをまず考えるが、他者にも配慮をするやり方”です。

簡単にできる具体的な行動としては、
1)伝えたいことは遠慮することなく言葉にして伝える、2)相手を否定する、或いは責めるような感情にまかせた表現はしない、3)表情や態度などの非言語表現や、語気や使う言葉も気を配る、ことが挙げられます。

言うまでもなくアサーティブであることが望ましいですね、でもこれが簡単なようで難しいのです。私自身は管理職をやっていて、アグレッシブなタイプの人間でした。現在仕事でお付き合いする人にも、そのようなやり方で人をコントロールする方は少なくありません。そんな職場では、上司の顔色を見て行動する部下、離職する人も多いようです。経営者、或いは管理者になる人は、ぜひアサーティブな態度を身につけることをお勧めします。

<チェックリストです>
・ 自分が言いたいことをはっきりと伝えることができずに我慢して、あとで嫌な思いをしたことがありませんか?
・ 言いたいことは言ったけど、相手の気持ちを考えずに一方的に押し付けてしまって、自分で嫌な気分になったことはありませんか?
・ 自分の感情に任せて相手を非難したり責めたりして、誰かとの関係を壊してしまったことはありませんか?

私にも同様の経験が何度もあります、以前は全くこのような考えを知らなかったこともその原因の一つです。そのようなことを知った今でも、できている訳ではありません。でも以前と違うのは、誰かに何かを言おうとした時に、意識して表現を変えることができることが多くなったということです。そのことで人との関係は少しずつ変わってきました。

例えば;食事に行って長く待たされたとき“何やってるんだ、一体いつまで待たせるつもりなんだ?”という代りに、待つのなら“○○分までにできそうですか?”と聞きます。待てない時には、“遅い、もう待てない”と腹立ちまぎれに席を立つ代わりに、“悪いけど時間がないからまた来ます”と告げてその場を離れる、その程度のことです。それだけでも関係も気分も違うものです。

部下や友人、家族、周囲の人、行きずりの人、さまざまな関係の中でアサーティブにできることが、自分も人も気持よく生き、働くことにつながります。

<プロフィール>
ビズ・ナビ&カンパニー
長田周三

1952年3月12日山口県下関市生まれ

2006年現在 オーストラリア ボンド大学 大学院 経営学修士課程(MBA) 在籍
中小企業大学校講師・九州生産性本部講師・日本経営協会講師

【職歴】
1974年 ECC外語学院で英語講師として勤務
1979年 株式会社アイエスエイ入社、大学・短期大学・専門学校・私立高校・公立高校への国際教育プログラムの企画提案・営業・営業管理に従事
コーチングファーム・ナビゲーター設立
中小企業経営者へのコーチング、ビジネス・スキル・ワークショップを開催する
株式会社ビジネス・ナビゲーター設立
企業への教育・研修と中小企業への経営コンサルティングを行う
2005年株式会社ビズ・ナビ&カンパニーを設立し、代表取締役社長に就任

【実績】
コンサルティング実績
・ビルメンテナンス会社
営業戦略の構築と実行支援
・飲食業/ 結婚式場
組織戦略の構築と実行支援
・税理士事務所
目標管理制度の構築と運営支援
・住宅建設会社
営業戦略の構築と実行支援
・アパート建設会社
営業幹部育成・営業戦略の構築と実行支援
・土木建設会社
営業幹部育成と営業体系構築
・製造小売業(製造・卸)営業幹部育成
・営業戦略の構築と実行支援

研修実績
・経営管理者養成講座
・営業管理者養成講座
・目標管理制度の構築
・ 中堅営業担当者の為の科学的営業
・マーケティング発想の営業 ・営業コーチング
・ 個人情報保護とマーケティングの視点
・問題解決と論理的思考
・ 論理的プレゼンテーション

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