〜 Happiness to you 〜 From★yu−ko
歯科衛生士 長岐祐子


役割

私には22歳の息子、17歳の娘がおります。我が子であっても些細な用事を頼む際に、その子の性格からどんな反応で用事をどこまで対処してくれるか、一瞬にして頭の中を横切り、どちらに頼んだほうが効果やその結果が得られるかを判断しています。
長男はマイペース。緊急性のある場合に彼に頼むと、頼んだこちらがヤキモキしてしまう場合があります。しかし自分に興味のあることは、それ以上に詳しい情報で丁重に対応してくれます。長女は頭の回転が速く、自分にできる事であればすぐに対処してくれます。しかし自分が知らないこと、誰かに聞きながら対応しなければならないことは、まったく反応してくれません。
自分の子どもでさえ、その子の性格を考えながら上手く行動を促しています。スタッフも同じです。同じ内容の仕事を頼むにしても、相手が興味を持つような説明をして、そのスタッフの頑張り度のバロメーターに合わせて期日や課題を出します。みんな一律で指示しても、思うような結果が得られにくいものも、このように個人レベル・個性に合わせて指示していくと、予想通りの結果が得られるため、こちら側のストレスも少なくて済みます。
しかしどこの歯科医院でも、スタッフが足りなかったり出来るスタッフがいなかったりと、彼ら彼女たちをそれ以上に仕事をしてもらう必要があるために、度重なるトラブルで頭を悩ませ、胃を痛める院長が多くいるのです。
こんな時は、指示する人物も一人より二人、二人より三人と役割別にいた方が良いのです。相手に性格があるように、こちら側にも相性や性格があります。院長が言えないことを、チーフがやんわり、あるいは厳しく伝える。同僚にさりげなく言わせることも、時には奥様が介入してくることも一つの方法かもしれません。つまりその医院の人物に、それぞれ性格に適した役割があると、その歯科医院がチームとして、互いをカバーして成長できる人間関係が、時間とともに出来てくるものです。それにしても人を育てることは、時間と手間がかかるものです。

<プロフィール>
歯科衛生士 長岐祐子
<略歴>
1963年 東京生まれ
1983年 北原学院衛生専門学校卒業
医療法人一秋会 遠藤歯科クリニック勤務
1985年 退社
1985年 医療法人明和会 中通歯科診療所勤務
1989年 退社 (子育てに専念)               
1996年 フリーとして開業医勤務
2000年 医療法人東京堂 港町歯科クリニック勤務
2005年 6月退職 10月さいとう歯科クリニック勤務

<主な活動>
2001年
スタディーグループ Y/N's会を発足
(グループ内での研修会・健康教室など行う)
2004年
健康管理士資格修得
日本ヘルスケア研究会歯科衛生士卒後セミナー終了
2005年
TBI/PMTCセミナーアシスタント
9月より「コーチング実践セミナー」
10月日本ヘルスケア歯科研究会秋のシンポジウム「歯科衛生士活動報告」発表
・日本ヘルスケア研究会正会員
・日本歯周学会会員
・日本歯科衛生士会会員

<主な発表>
2002年
「予防のマネジメント」日本歯科衛生士会学術大会
2003年
「予防のマネジメントにおける歯科衛生士の働き」デンタルハイジーン7月号
「歯磨き指導からセルフプロデュースへ」デンタルハイジーン11月号
2004年
「磨けば楽しい話す力」 デンタルハイジーン3月号
診療室拝見:港町歯科クリニック デンタルハイジーン9月号
2006年 「ヘルスケア歯科シンポジウム」報告 デンタルトリュビューン5月号
2006年 デンタル ウェーブ
http://www.dentwave.com/
コラム連載中

<趣味> 映画鑑賞・読書
<ストレス発散方法> カラオケ
<特技> ありあわせ材料で簡単クッキング