〜 Happiness to you 〜 From★yu−ko
歯科衛生士 長岐祐子


やりくり上手

最近は、臨床・スタッフ教育以外に、コンサルティングにも関わっています。

専門家に言わせれば「歯科衛生士に何ができる!」と思われている事でしょう。

現に、歯科衛生士でマネジメント会社を経営されている方から「臨床してはダメ!一か月分の指示をしなさい。その医院までの往復の移動時間も時間請求しなさい!」とお叱りのようなアドバイスを頂きました。プロの有名なコンサルタント会社と契約している院長先生は、毎月いくらの支払っているのか、彼女の話から想像すると、歯科衛生士が2〜3人雇えるのではないかと思われます。

しかしながら現実はどこも衛生士不足ですから、少ない衛生士でもより効率的な経営体制が求められるのでしょう。

私は歯科衛生士です。プロのマネジメントマスターになりたいわけでも、コンサルタント会社を経営したいわけではありません。歯科衛生士が、やりがいのある仕事内容で、働きやすい職場(歯科医院)だと思える歯科医院を増やしていきたい、そのためにフリーランスとしてできる限りの業務をしているだけなのです。私のコンサルティングは、経営ではなく「歯科医院のやりくり」です。やりくりには、お金のやりくり、時間のやりくり、人のやりくり、仕事のやりくりと、いろいろあります。このやりくりが上手に出来てこそ、歯科衛生士は患者の背景が読め、心が見えてきます。つまり現場の歯科衛生士に、さまざまのやりくりを覚えてもらいたい、そして一人前に育ってもらいたいのです。

さて、話は少し横道に入りますが、儲かっている医院が、すべて良い治療をしていると言い切れますか?やらなくても良い治療、治療したために悪くなった口腔内、私たちは医原性疾患を多く見ていきています。あるいは自分の健康や家族を犠牲にしてまでも、経営のためにと働きすぎてはいませんか?また、医院経営が上手くいっていない歯科医院は、こだわらなくとも良いことに、頑なにこだわり過ぎていませんか?

生活習慣病と関連のある歯科疾患だけに、もういちど院長が自分自身をやりくりしてみることで、患者の気持ちが見えてくる、スタッフの気持ちが見えてくる、そして地域から信頼される歯科医院・スタッフが働きやすい歯科医院になるのだと私は考えてます。

<プロフィール>
歯科衛生士 長岐祐子
<略歴>
1963年 東京生まれ
1983年 北原学院衛生専門学校卒業
医療法人一秋会 遠藤歯科クリニック勤務
1985年 退社
1985年 医療法人明和会 中通歯科診療所勤務
1989年 退社 (子育てに専念)               
1996年 フリーとして開業医勤務
2000年 医療法人東京堂 港町歯科クリニック勤務
2005年 6月退職 10月さいとう歯科クリニック勤務

<主な活動>
2001年
スタディーグループ Y/N's会を発足
(グループ内での研修会・健康教室など行う)
2004年
健康管理士資格修得
日本ヘルスケア研究会歯科衛生士卒後セミナー終了
2005年
TBI/PMTCセミナーアシスタント
9月より「コーチング実践セミナー」
10月日本ヘルスケア歯科研究会秋のシンポジウム「歯科衛生士活動報告」発表
・日本ヘルスケア研究会正会員
・日本歯周学会会員
・日本歯科衛生士会会員

<主な発表>
2002年
「予防のマネジメント」日本歯科衛生士会学術大会
2003年
「予防のマネジメントにおける歯科衛生士の働き」デンタルハイジーン7月号
「歯磨き指導からセルフプロデュースへ」デンタルハイジーン11月号
2004年
「磨けば楽しい話す力」 デンタルハイジーン3月号
診療室拝見:港町歯科クリニック デンタルハイジーン9月号
2006年 「ヘルスケア歯科シンポジウム」報告 デンタルトリュビューン5月号
2006年 デンタル ウェーブ
http://www.dentwave.com/
コラム連載中

<趣味> 映画鑑賞・読書
<ストレス発散方法> カラオケ
<特技> ありあわせ材料で簡単クッキング