先日、某女性雑誌に『林住期』とうい新刊をだした五木寛之氏のインタビューが記載されていました。そこには林住期について、とても興味深く書かれていました。
古代インドでは人生を、
学生期:勉強に励み、自分を成長させる。
家住期:結婚して子どもを生み育て、一方で社会人として仕事に打ち込む。
林住期:家長として勤めを終えたあと、家を出て本当にやりたかったことを手がける。
遊行期:さらに年を取ったら死を見据えて旅立つ。
と4つの時期に分け解いていたそうです。その中の一つである林住期は、年齢では50歳から75歳で、人生の黄金期となりうる時期です。しかしそのためには、学生期・家住期の生き方が重要になってきます。そして林住期までに終えておく要素として、
1.子どもを早く自立させる。
2.家のローンを終わらせる。
3.夫婦の相互理解を持つ、
の3つを挙げていました。夫婦の理解の詳細として、夫も自分で身の回りを処理する能力を身につけてもらうことだそうです。またこの他に「なるほど」と肯けたことは、家住期の夫婦は、人間としてお互いが向き合う機会が意外と少ないということでした。いかがですか、思い当たる節はありませんか?
さて、この4つの時期をスタッフとの関係に当てはめてみると(院長先生の年齢とスタッフの年齢にも勿論違いはありますが)家住期にあたると私は思うのです。何故ならば、私が多種多様な歯科医院で働きながら一番問題として感じていることは、まさに林住期までに終えておくべき要素なのです。特に1.のスタッフ(子ども)を早く自立させることです。わが子の場合は大学まで出した、家を出すことが自立となりますが、スタッフの場合は職業人としての自立です。いつまでも院長に言われなければ気が付かない、仕事をしないでは困ります。しかし今の傾向として、家庭そのものから自立できていないスタッフが多く、人材選びと育成に頭を悩まされている院長も多くいるはずです。
では、スタッフを自立させていくにはどうすればよいのでしょうか?やはりこれは根気よく育てていくしかないのですが、育てていく院長自身も、自分で身の回りを処理する能力を身につけられているか、将来のためにも今一度ご自分の生活を再確認していただきたいと思うのです。 |

<プロフィール>
歯科衛生士 長岐祐子
<略歴>
1963年 東京生まれ
1983年 北原学院衛生専門学校卒業
医療法人一秋会 遠藤歯科クリニック勤務
1985年 退社
1985年 医療法人明和会 中通歯科診療所勤務
1989年 退社 (子育てに専念)
1996年 フリーとして開業医勤務
2000年 医療法人東京堂 港町歯科クリニック勤務
2005年 6月退職 10月さいとう歯科クリニック勤務
<主な活動>
2001年
スタディーグループ Y/N's会を発足
(グループ内での研修会・健康教室など行う)
2004年
健康管理士資格修得
日本ヘルスケア研究会歯科衛生士卒後セミナー終了
2005年
TBI/PMTCセミナーアシスタント
9月より「コーチング実践セミナー」
10月日本ヘルスケア歯科研究会秋のシンポジウム「歯科衛生士活動報告」発表
・日本ヘルスケア研究会正会員
・日本歯周学会会員
・日本歯科衛生士会会員
<主な発表>
2002年
「予防のマネジメント」日本歯科衛生士会学術大会
2003年
「予防のマネジメントにおける歯科衛生士の働き」デンタルハイジーン7月号
「歯磨き指導からセルフプロデュースへ」デンタルハイジーン11月号
2004年
「磨けば楽しい話す力」 デンタルハイジーン3月号
診療室拝見:港町歯科クリニック デンタルハイジーン9月号
2006年 「ヘルスケア歯科シンポジウム」報告 デンタルトリュビューン5月号
2006年 デンタル ウェーブ
http://www.dentwave.com/
コラム連載中
<趣味> 映画鑑賞・読書
<ストレス発散方法> カラオケ
<特技> ありあわせ材料で簡単クッキング |