〜 Happiness to you 〜 From★yu−ko
歯科衛生士 長岐祐子


Decision(決断)

歯科衛生士の能力は、院長の能力に大きく左右されると言っても過言ではないでしょう。
歯科医師の的確な診断の下に、歯科衛生士は指示を受け業務を行なっていきます。その中で、自分の能力不足や技術不足を感じ日々自己研鑽していきます。また、その歯科医師と信頼関係を築いていきながら、パートナーとして仕事ができるように成長していくことが私たちの夢であり理想でもあります。
 しかし理想と現実のギャップはいつも大きく、歯科医師とパートナーシップを機能させながら、仕事ができる歯科衛生士はまだまだ少ないのです。この現状の問題はどこにあると思いますか?
「院長の能力不足」「歯科衛生士の能力不足」と、自分をあるいは相手を責めますか?
これは能力(ここでは専門分野として必要な力を意味しています)以前の問題だと私は思うのです。力不足は何事も日々の努力が必要です。ですから院長もスタッフも一緒に努力して勉強していけば良いのです。

では、現実の努力が理想に辿り着かないのは、どこに問題があるのでしょうか?!
『ズバリ!院長のIndecisive(優柔不断)』です!
院長が迷えば、スタッフも迷います。院長が間違った判断をした時に、いつまでも後悔し先に進めないでいると、スタッフも立ち往生です。人間は誰でも間違えますし、何事も誤差が生じるのが当たり前です。その時、その場面でいかに的確な『Decision(決断)』ができるかが院長には一番必要だと思うのです。

こんな経験、あるいはこんな話を聞いたことはありませんか?
付き合い始めた彼とはじめてドライブに行きました。車のナビと雑誌を頼りに、目的のレストランへと彼は軽快に車を走らせました。快晴、そしてスムーズにながれる高速、車中二人の会話も楽しく弾んでいました。ところが、高速を降り地元の道を走り出したとたん、思うようにナビや雑誌の地図からは目的地が探せず、同じ道を何度もクルクル走ることに・・・。「あれ・・・、おかしいな・・・地図だとこの辺なのになあ・・・」と彼。「降りて誰かに聞いてみようか?」と彼女。この話を聞いてどう思いますか?実は「誰かに聞いてみようか?」と口に出した時点で彼女の心の中は、彼の決断力の悪さにイライラしているのです。初めての道、事前準備を完璧にしてドライブに臨んだにもかかわらず、道に迷った場合どう対処するか、彼のその決断力に彼女は惹かれるのです。そして恋人(パートナー)であることは、完璧よりも迷ったときは協力を求められた方が、私たちはとても嬉しいのです。「高速降りたら、一度地元の人に道を聞いてみよう」と彼。「うん、私降りて聞いてみるね」と彼女。こんなやり取りが楽しく信頼関係を築いていくのです。
仕事も同じだと思うのですが、思い当たる事はありませんか?

<プロフィール>
歯科衛生士 長岐祐子
<略歴>
1963年 東京生まれ
1983年 北原学院衛生専門学校卒業
医療法人一秋会 遠藤歯科クリニック勤務
1985年 退社
1985年 医療法人明和会 中通歯科診療所勤務
1989年 退社 (子育てに専念)               
1996年 フリーとして開業医勤務
2000年 医療法人東京堂 港町歯科クリニック勤務
2005年 6月退職 10月さいとう歯科クリニック勤務

<主な活動>
2001年
スタディーグループ Y/N's会を発足
(グループ内での研修会・健康教室など行う)
2004年
健康管理士資格修得
日本ヘルスケア研究会歯科衛生士卒後セミナー終了
2005年
TBI/PMTCセミナーアシスタント
9月より「コーチング実践セミナー」
10月日本ヘルスケア歯科研究会秋のシンポジウム「歯科衛生士活動報告」発表
・日本ヘルスケア研究会正会員
・日本歯周学会会員
・日本歯科衛生士会会員

<主な発表>
2002年
「予防のマネジメント」日本歯科衛生士会学術大会
2003年
「予防のマネジメントにおける歯科衛生士の働き」デンタルハイジーン7月号
「歯磨き指導からセルフプロデュースへ」デンタルハイジーン11月号
2004年
「磨けば楽しい話す力」 デンタルハイジーン3月号
診療室拝見:港町歯科クリニック デンタルハイジーン9月号
2006年 「ヘルスケア歯科シンポジウム」報告 デンタルトリュビューン5月号
2006年 デンタル ウェーブ
http://www.dentwave.com/
コラム連載中

<趣味> 映画鑑賞・読書
<ストレス発散方法> カラオケ
<特技> ありあわせ材料で簡単クッキング