歯科衛生士学校を卒業してから23年、当たり前のことですが『時代は変わった』。
私がその変化を一番大きく感じるのは、親子、夫婦、男女、友人、上司、接客(患者)の『人間関係』です。例えば「一家の大黒柱」と威厳のあった父親像も今では消えつつあるし、「友達親子」なんて新語が生まれるくらい、母親とその子どもが友達のように仲良く街を歩く姿も多くなりました。このような人間関係の変化に対応していかない院長先生は、きっとスタッフとの関係に頭と胃を痛めてしまうのではないでしょうか。
だから院長先生が一方的にスタッフ育成に力を注いだりスタッフを怒ったりと、色々な院長とスタッフ関係を伺い見るたびに私は思うのです。日本の歯科医師と歯科衛生士の間にはパートナーという関係はまだまだ作れないなあぁ・・って。そして心配するのです。自分の夢や人生設計をしっかり持っている人なら話は別ですが、その職業に夢や憧れを持って卒業したわけではないスタッフ(歯科衛生士・歯科医師も含めて)を、あなたが自分の理想とする歯科医院の戦力に育成することは、エベレストに登るくらい非実現的だし、それよりもあなた自身がマリアナ海溝の深さまで落ち込んでしまうのではない??と・・・。
ではお互いが楽しく仕事をしていく関係、お互いの意欲を高め仕事をしていく関係をどうしたら作っていくことが出来るのでしょうか?
yu−ko流方式は2つ。1.恋愛をたくさん経験する!2.子育てを経験する!です。
この二つのどちらかでも自信をもって経験したと言えますか?失恋ばかりの恋愛経験、片思いの恋、憎しみ合い別れた恋愛・・・何故そんな恋愛しか出来ないのでしょう?これではスタッフとの関係も上手くいかないのは当たり前だと感じませんか。この辛い苦い恋愛経験をテキストに、人間関係の復習をお勧めします。子育てだって、参加している・手伝っているくらいの経験じゃ1日体験と同じです。男女に関係なく親は親の役目が平等にあります。赤ちゃんが泣けばミルク?オムツ?それだけじゃないはず。抱きしめて安心が欲しいだけかもしれません。思春期の子どもが口を聞かなくなれば反抗期だから・・・で、本当に済ませていいのでしょうか?あなたのさりげない声かけに愛を求めているのかも知れません。スタッフだって同じです。お互いの立場や役割は違っても、どこかで相手と同じ視線を持たなければその関係は本物に育っていかない・・・。
そして、Communication(人間関係)は言葉だけじゃないはずです。
表情・声色・体温・におい・仕草・・・。その相手とどんな関係になりたいかは、自分が相手からどう見られたいかだと私は思うのです。
〜つづく〜 |

<プロフィール>
歯科衛生士 長岐祐子
<略歴>
1963年 東京生まれ
1983年 北原学院衛生専門学校卒業
医療法人一秋会 遠藤歯科クリニック勤務
1985年 退社
1985年 医療法人明和会 中通歯科診療所勤務
1989年 退社 (子育てに専念)
1996年 フリーとして開業医勤務
2000年 医療法人東京堂 港町歯科クリニック勤務
2005年 6月退職 10月さいとう歯科クリニック勤務
<主な活動>
2001年
スタディーグループ Y/N's会を発足
(グループ内での研修会・健康教室など行う)
2004年
健康管理士資格修得
日本ヘルスケア研究会歯科衛生士卒後セミナー終了
2005年
TBI/PMTCセミナーアシスタント
9月より「コーチング実践セミナー」
10月日本ヘルスケア歯科研究会秋のシンポジウム「歯科衛生士活動報告」発表
・日本ヘルスケア研究会正会員
・日本歯周学会会員
・日本歯科衛生士会会員
<主な発表>
2002年
「予防のマネジメント」日本歯科衛生士会学術大会
2003年
「予防のマネジメントにおける歯科衛生士の働き」デンタルハイジーン7月号
「歯磨き指導からセルフプロデュースへ」デンタルハイジーン11月号
2004年
「磨けば楽しい話す力」 デンタルハイジーン3月号
診療室拝見:港町歯科クリニック デンタルハイジーン9月号
2006年 「ヘルスケア歯科シンポジウム」報告 デンタルトリュビューン5月号
2006年 デンタル ウェーブ
http://www.dentwave.com/
コラム連載中
<趣味> 映画鑑賞・読書
<ストレス発散方法> カラオケ
<特技> ありあわせ材料で簡単クッキング |