2008年年末に
株式会社プラネット代表 小池和人


今年も後一週間を切りました。

今年は9月の米サブプライム問題以降、世界の各国や企業や投資家、政治家などの思っていたシナリオが大きく食い違って来てしまったようです。

円高と販売不振により2兆円もの利益をたたき出していたトヨタ自動車さえ赤字予測を約70年ぶりに発表しました。たしかに円高によるアメリカや新興国への自動車販売の不振は大きいと思います。1円の影響が400億円あるという。輸出で1円円高になれば400億円の損を出し、1円円安になれば400億円利益が出るという話だ。まじめにコツコツ利益計算している人にとってはまるで運次第のギャンブルのような話である。

しかし、円高による差益は抜きにして 冷静に日本の内需における自動車の販売状況を見てみると今後の状況が見えてきます。

自動車は今後もいままでのようにどんどん日本人に売れていくのか?この答えは簡単で「NO.」だと思います。

少子化そして若者の自動車離れ、さらには既に売っていこうにも売り先が飽和状態。トヨタは10年以上前に「買い替えモードだよ」というCMを流し、既に売りつくしてしまった日本市場に対して再度買い替えをさせてきたのです。その頃から新規だけでは商売が成り立たないとわかっていたのでしょう。そこはトヨタの凄いところです。買い合えさせるためにライフワークをテーマにしたり、ファッショナブルや快適さと自動車本来の技術からかけ離れた戦略で市場を開拓しました。しかし、乗れるなのなら何でも良い。いや車なんか金食い虫だから別にいらない。という市場に対して今後はどううって出るのか?話によると小学生に対して今から自動車の便利さや必要性を教育するために授業もやっていると聞きます。しかし、昔のスポーツカーブームやスーパーカーブームのような自動車が一番欲しいという時代は今後二度とこないでしょう。もし、来るなとするならプリウスのような中途半端なエコカーではなく。まったく新しいガソリンではなく水や風力で動く自動車。もしくはタイヤではなく空でも飛んでしまう、バックトゥーザフューチャーででてきたゴミで動くデロリアンのような車を開発し、一般的な価格で発売した時に全ての利用者が買い替えるという新しい需要が出てくるのではないでしょうか。モノの時代から心の時代に変化した。それにあわせて機能(モノ)からライフスタイル(心)を売りにしてきたトヨタでさえ次なる道を模索する時代に突入したのです。

歯科医院も同じです。疾病から健康維持そして健康増進と新たなる市場での歯科の必要性を追求していかない歯科医院は今回のトヨタ自動車やソニーの様に大きな危機を迎えています。

現存約70000件ある歯科医院のうちで変化に対応出来ない歯科医院、もしくは対応を迷っている歯科医院、その事に気づかない歯科医院、あえて耳をふさいでしまう歯科医院、積極的に取り組みチャレンジしていく歯科医院とそれぞれです。

今後、新規開業していくドクターの皆様には歯科医院は一生の仕事です。その間には今回と同じような社会や経済の変化が必ず起こります。その際、柔軟に変化し、新しい取り組みにいつでもチャレンジしていける自分を普段から作っておいて欲しいと切実に願っています。
<プロフィール>

株式会社プラネット代表
小池和人

激動の時代を「魅力ある豊かな歯科医院経営を目指して」お手伝いしていきます!

株式会社プラネットホームページ
http://www.dentalx.jp/



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