仲間意識、寂しさから解放されると人は他人と違うのだというような本能が湧いてきます。現代の日本は個の時代と呼ばれています。
「個性を生かす」「個性を延ばす」など大量生産や平均的ではなく一人一人が違うんだというような主張が通ると幸せな気持ちになります。
言い換えると、高度成長期のような時代は「皆と一緒になりたい。」というような欲求が強かったように思いますが、情報化社会、グローバル社会の現代では益々この「他人と差別化できるもの」という欲求は大きな意味でも小さな意味でも工夫次第で人は集まってきます。
最近、赤福餅が1年ぶりに再開したときなどは誰よりも早く手に入れたいとオープンの前日の午前9時から徹夜で並んでいた人がいたと聞いて驚きました。いつでも食べれるもの、別に食べなくても良いものでも少しの工夫で行列が出来てしまいます。赤福は大量に作りすぎて不正をしてしまった事を逆手にとって再開時時には「売り切れごめん」という看板をだしました。この「売り切れごめん」という仕掛けの意味はとても大きいと思います。「限定商品」とか「今回限り」とかいうバーゲンに飛びつくのも同じです。客観的に見るとおかしな話ですが本能には逆らえないということです。
ご婦人や若い女子高校生もがブランドのバックに高額なお金を払うという行為も「人とは違うのよ。」という他人と差別化されることによっての喜びを感じているのです。実用的だとか、機能的というのは二の次になります。
この本能を上手く、歯科医院で取り入れ喜びを感じてもらう方法を考えてみましょう。
よく、歯科業界では「他の医院との差別化になる」と高額な医療機器の導入を進めることがありますが、高額な医療機器もその時はいいかもしれませんが、いずれ周りの医院も導入していけば意味が無くなります。どこよりも早く導入した時はいいかもしれませんが、市販のものなら誰もが導入する可能性があります。もう少しお手軽に出来る事はないのかと思います。
例えば、予約時に滅菌した物などの袋にマジックで患者さんの名前を書いておいて、あえて患者さんの目の前で封を開けるという事をしている医院もあるそうです。「あなたの為だけに用意しておきました」という事を見せてくれる事もうれしいものです。ちょっとした工夫ですが他の医院との差別化を考えるよりも効果は高いと思います。医院との差別化ではなく、患者さんを一人一人個として見ています。というような工夫を医院の皆さんで考えれば沢山のアイデアが生まれてくるのではないでしょうか。
DentalXは個人個人の検査のデーターが分かりやすく印刷して患者さんお渡しします。同じ情報を全員の患者さんに一応にお配りするより自分だけのデーターをもらう事が出来る。ということ事態が他の患者さんとの差別化になります。
ファイルに入れたり、医院のオリジナルの表紙を作成し、少し手書きでコメントを入れて渡しただけでも差別化の効果があります。
根本には一度来た患者さんをしっかり管理する事につきると思います。しっかり管理していれば、前の状態を誰もが何気なく「前回の来院時はこうでしたね。」などと声をかけて上げるだけでも幸せを感じます。逆に「だれでしたっけ?」と前回の診療を無視して初診のように扱われると寂しいものです。
(お知らせ)
「ゲッチュー君の経営論」として頻繁に経営者としての視点をブログで書いています。是非ご覧ください。
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【今月の教訓】
歯科医院の場合「他の医院との差別化」を考えるより来院した患者さんを個としていかに見ていて上げるかの方が重要だと思います。
差別化という事を聞くと他より優位にたつことと考えがちですが、個として見るという考え方で差別化を理解してはどうでしょうか。 |
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<プロフィール>

株式会社プラネット代表
小池和人
激動の時代を「魅力ある豊かな歯科医院経営を目指して」お手伝いしていきます!
株式会社プラネットホームページ
http://www.dentalx.jp/

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