株式会社プラネットは設立して今年で丸12年を超した。設立する際に「100年続く企業を創ろう」と思った。100年継続していく企業は日本の中ではほんの一握りもないほどである。しかも、100年先には既に僕は存在しない。100年以上たっても存在し続けている企業を「ビジョナリーカンパニー」と言うそうだ。・・・そんな無謀な目標を立てた。しかし、立てたからにはまずはここからがスタートだった・・・
僕は決してコンサルタントではなく、一経営者である。それ故、このコラムでは今まで経営してきた経験談を書き留めていきたいと思っています。プラネットを設立してたった12年しか経っていません。「100年続く企業を創ろう」という目標に対してはやっと12%の地点であり、目標まではさらに88%残っています。今はまだ達成率12%ですが、この12%の中には山あり谷あり川ありといろいろな困難がありました。
その経験談の中に、今後開業されていく皆さんのお役に立てるヒントが一つでもある事を願いながら連載を開始していきたいと思っております。
株式会社プラネットを設立するにあたり、さらにそれ以前に長い準備期間がありました。歯科医院を開業される皆さんでいうなら、歯科大学さらに勤務医時代という事になりますが僕にもそんな時期があったのです。
大学は岐阜大学の工学部でしたが、当時目的があってそこへ入った訳ではありません。高校3年の時に理系クラスであったこと、そして共通一次(現センター試験)の結果でたまたま入れそうだったこと。岐阜大学は岐阜にあり出身の岐阜県多治見市に近かったこと(但し通える距離ではなかったので家賃12,000円/月のお風呂なし、共同トイレのみのボロアパートで下宿していました)。私立大学より国立大学は学費がうんと安かった(当時は半期で学費20万円ぐらいだったと思う)こと。長年やっていた軟式テニス部に先輩がいたこと・・・まさに大学自体に何か目的があった訳ではありませんでした。
その頃「何になりたいか?」と強いて聞かれれば、絵を描く事が小さい頃から好きだったので「マンガ家」と答えていただろう。しかし、とてもプロで食べていける程の自信も信念もありませんでしたので、やはりこういう安易な道を進んでいったのでしょう。
そして、なんとか留年することもなく4年が過ぎ卒業が近づいてきました。何も考えないで大して強くもないのに軟式テニスに没頭していた自分に第一回目の転機が来たのです。
同級生のほとんどはその頃すでに卒業後の就職先が内定で決まっていたのです。実は僕は就職活動をすることをまったく忘れていたというか、考えもしていなかったのです。はたと気づいた時には「これから僕はどうすれないいんだろう?これからの僕はどうなってしまうのだろう・・・?」不安が初めて自分自身にストレスとして襲いかかって来たのです。このとき初めて真剣に自分の将来の姿を考え始めたのです。しかし、考えても考えてもどれだけ考え抜いたとしても自分の未来の姿は決して見えてきませんでした。極限までのストレスは悩みとなっていき、そして最後には開き直りとなってしまいました。
開き直った僕は就職担当の教授の所へ行き、就職出来そうな所をいくつか紹介してもらう事にしました。結局、大学に入る時と同じように、なんの目的も無く入れそうな岐阜の企業に入社することが決定したのです。適当に入れる企業に入る事に対して、その頃の自分自身は何も疑問を感じていませんでした。
そして、本当に楽しかった僕の学生時代が終わりを告げました。
夢と希望に満ちた新しい社会人生活がこれから始まるのだ・・・なんて言う事は今までの状況を知って頂ければ決してそんな事は無いことは誰もが理解していただけるのではないかと思います。
実はこれからさらに何度も何度も僕にとっての開業が始まるのです。
そして現在、社員約80人の社長をやっています・・・そして目標まで後88%
これから何度も何度も今までにあった開業をお話していきたいと思います・・・
つづく
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<プロフィール>

株式会社プラネット代表
小池和人
激動の時代を「魅力ある豊かな歯科医院経営を目指して」お手伝いしていきます!
株式会社プラネットホームページ
http://www.dentalx.jp/

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