自院の患者予約表(ノート)は、毎日ご覧になってみえると思います。一度、何ヶ月間かざっと見直されると、
いろいろな気づきがあるかと思います。
時系列にみていくと、
・以前と現在とで予約の入れ方に変化はあるでしょうか。
・予約の入れ方に何か特徴は、あるでしょうか。
この予約表ですが、それぞれの医院によって、特徴があり、いろいろなことを考えさせられます。
保険診療中心の医院だと、予約表は、余白なく、分刻みでうまっています。また、開業年数の比較的若いところでは、新患者さんが多いせいか、一人当たりの時間を多めに設定するような傾向があったりします。
予約ノートに、その医院のカラーがよくでています。
最近開業される先生は、当初から 「自費診療中心でいきたい。 」とお話される先生が多くなったような気がします。
ただ、現実としては、保険診療をまったくしないわけにもいかず、保険診療のなかから自費診療へという流れがや
はり多いのではと思います。
こうした流れがある以上、毎日の予約の入れ方が、たいへん重要になってきます。
保険診療がメインだと、利益確保のために、一定時間内に、少しでも多くの予約をいれようとします。新規開業で院長の奥さんがこの予約管理をおこなっているところは、このあたり実に見事です。
自費診療を志向する先生になると、こうした保険診療スタイルともいうべき、予約状況のなかだと、なかなか自費診療へのスタイルに移行していくことが難しいようです。
なかには保険ではなく自費的な提案を待っている患者さんもいますが、こうした患者さんにも時間がないのでそうした提案の機会もなくすんでしまうことが少なくありません。
かといって、あまりに余裕のありすぎる予約表では、そもそもの収入が減少してしまいます。
たいへん悩ましい問題ではありますが、この予約ノートで熟考することは、たいへん重要な意味をもつことだと思います。予約ノートをたえず見直しながら、自院にとっての最適予約スタイルとでもいうべき状態を追求されることが、先生の夢を実現する早道になるような気がします。 |
<プロフィール>

株式会社ビジョナリープラネット取締役 税理士
経営の手段であるお金の流れを明確にし、脱どんぶり経営をしたいと思っているプラネットユーザーに「キャッシュフロー丸かじりレポート」を提供している。毎年数回開催するキャッシュフロー丸かじりセミナーで、個別の経営相談、税務相談も実施している。
橋本総合会計事務所
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