会社情報

国民アンケート調査 DDL (デンタルデータライブラリ)


第44回 国民アンケート調査報告「虫歯予防の認知と実態」

調査対象期間:2009年12月1日〜12月16日

今回は、虫歯の予防についての認識と行動についてアンケート調査を行った。

Q4では、回答者の歯科に対する見識を調査した。
Q5では、虫歯は自分でコントロールできると思うかを調査した。
Q6では、虫歯になるメカニズムの見識について調査した。
Q7では、フッ素の使用が虫歯予防につながることの認識について調査した。
Q8では、プラークコントロールが虫歯の予防につながることの認識について調査した。
Q9では、定期検診が虫歯の予防につながることの認識について調査した。
Q10では、食事の仕方の工夫が虫歯の予防につながることの認識について調査した。
Q11では、虫歯予防の実践で行っている項目ごとに調査した。
Q12では、今回得たアンケート結果を様々な角度からクロス分析した。


1. 調査結果要約

今回の調査から、虫歯の予防についての認識と行動について次のことが分かった。

  1. 年齢別にみると10代、職種別にみると管理職の方が、虫歯を自分でコントロールできるという傾向が強いことが分かった。
  2. 虫歯になるメカニズムについては全体の1割程度しか認識が無いことが分かった。
  3. 虫歯の予防に「フッ素」「プラークコントロール」「定期検診」が重要であるとの認識は高いものの、実際に実施している人は認識している割合の半数以下であった。
  4. 虫歯になるメカニズムの認識が高い人ほど、「フッ素」「プラークコントロール」「定期検診」を虫歯の予防に取り入れている傾向が強いことが分かった。

2. 調査結果

Q1 男女比

男性
女性


Q2-1 年齢比

0-9代
10代
20代
30代

40代
50代
60代
70代

Q2-2
性別年齢比

Q3 職種別比

会社員
主婦
パート・アルバイト
学生

無職
自営業
公務員

管理職
その他

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図4]

Q4
一般の人と比べて、歯科について詳しいと思いますか?


Q4では、回答者の歯科に対する見識を調査した(図4参照)。「一般の人と比べて、歯科について詳しいと思いますか?」という質問に対して、「全くそう思わない」14%、「そう思わない」42%、「どちらでもない」36%、「そう思う」8%となった。6割の回答者は歯科に対しての知識が無いと感じていることが分かる。

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図5]

Q5
虫歯は自分でコントロールできるものだと思いますか?


Q5では、虫歯は自分でコントロールできると思うかを調査した(図5参照)。「虫歯は自分でコントロールできるものだと思いますか?」という質問に対して、「全くそう思わない」6%、「そう思わない」25%、「どちらでもない」20%、「そう思う」45%、「すごくそう思う」4%。半数の回答者が虫歯は自分でコントロールできると思っていることが分かる。

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図6]

Q6
虫歯になる原因やメカニズムをご存じですか?

Q6では、虫歯になるメカニズムの見識について調査した(図6参照)。「虫歯になる原因やメカニズムをご存じですか?」という質問に対して、「全くそう思わない」3%、「そう思わない」16%、「どちらでもない」69%、「そう思う」10%、「すごくそう思う」2%となった。虫歯になる原因やメカニズムについて知っている回答者は全体の1割程度であることが分かる。

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図7]

Q7
フッ素入りハミガキ剤やフッ素塗布など、フッ素を使用することが虫歯予防に重要だと思いますか? 


Q7では、フッ素の使用が虫歯予防につながることの認識について調査した(図7参照)。「フッ素入りハミガキ剤やフッ素塗布など、フッ素を使用することが虫歯予防に重要だと思いますか?」という質問に対して、「全くそう思わない」1%、「そう思わない」8%、「どちらでもない」21%、「そう思う」61%、「すごくそう思う」9%となった。
フッ素が虫歯予防につながるという認識を得ている回答者は全体の7割いることが分かる。

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図8]

Q8
家庭でのプラークコントロール(ハブラシやフロスを使ったブラッシング・フロッシング)が虫歯予防に重要だと思いますか?


Q8では、プラークコントロールが虫歯の予防につながることの認識について調査した(図8参照)。「家庭でのプラークコントロール(ハブラシやフロスを使ったブラッシング・フロッシング)が虫歯予防に重要だと思いますか?」という質問に対して「そう思わない」6%、「どちらでもない」11%、「そう思う」59%、「すごくそう思う」23%となった。
プラークコントロールが虫歯予防につながるという認識を得ている回答者は全体の8割いることが分かる。

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図9]

Q9
定期的に歯科医院で検診を受けることは虫歯予防に重要だと思いますか?

Q9では、定期検診が虫歯の予防につながることの認識について調査した(図9参照)。「定期的に歯科医院で検診を受けることは虫歯予防に重要だと思いますか?」という質問に対して、「全くそう思わない」1%、「そう思わない」6%、「どちらでもない」8%、「そう思う」53%、「すごくそう思う」32%となった。
定期検診が虫歯予防につながるという認識を得ている回答者は全体の85%いることが分かる。

全くそう思わない
そう思わない
どちらでもない
そう思う
すごくそう思う

[図10]

Q10
食事のタイミングを工夫することは虫歯予防に重要だと思いますか?


Q10では、食事の仕方の工夫が虫歯の予防につながることの認識について調査した(図10参照)。「食事のタイミングを工夫することは虫歯予防に重要だと思いますか?」という質問に対して、「全くそう思わない」1%、「そう思わない」18%、「どちらでもない」30%、「そう思う」44%、「すごくそう思う」7%となった、
食事のタイミングが虫歯予防につながるという認識を得ている回答者は全体の50%にとどまった。

[図11]

Q11
以下の中で、あなたが虫歯予防に実践していることはどれですか?該当するもの全てお答えください。


Q11では、虫歯予防の実践で行っている項目ごとに調査した(図11参照)。「以下の中で、あなたが虫歯予防に実践していることはどれですか? 該当するもの全てお答えください。」「プラークコントロール」と「定期検診」は共に4割程度の実施で、「フッ素」が若干4割を切る程度、「食事の工夫」は2割を切る程度の実施状況であることが分かる。
虫歯予防と結びつきがあると高い認識があっても、実際に行動に移して取り組んでいる予防は、認知レベルの約半数以下であることが、Q10とQ11の結果から分かる。



Advance

Q6とQ11のそれぞれの項目をクロス分析した(図12-1、12-2、12-3、12-4参照)。虫歯のメカニズムについて見識がある方ほど、フッ素の利用、プラークコントロールの実施、定期検診の活用、食事の仕方の工夫をよくしていることが分かる。


[図12-1]


[図12-2]


[図12-3]

[図12-4]

DDLとは?

DDLは、株式会社ビズ・ナビ&カンパニー 早嶋聡史氏の協力のもと、プラネットが運営する「デンタルシャーロック」から一般の国民に向けて行っています。アンケート対象者は国民ですが、今後は歯科に関わるデンタルスタッフのアンケート結果も定期的に発信していきます。 ぜひ歯科医院の経営や戦略にお役立て下さい。


最新の調査報告


過去の調査報告

第54回第53回第52回
第51回第50回第49回
第48回第47回第46回
第45回第44回第43回
第42回第41回


監修

株式会社ビズ・ナビ&カンパニー
マーケティング担当取締役
早嶋 聡史

早嶋聡史オーストラリア・ボンド大学大学院経営学修士課程修了(MBA)
D7 Partner's Clubメンバー向けに「DentalX活用術と売り上げアップ5つの視点〜入門編〜」講師を務め、中四国・九州地区にて好評開催中。


株式会社ビズ・ナビ&カンパニー

ホームページ
http://www.biznavi.biz